小土被り対策工(パイプルーフ工)

東京外環自動車道 田尻工事

工事件名東京外環自動車道 田尻工事
発注者 東日本高速道路株式会社
施工者 大成・戸田・大豊特定建設工事共同企業体
施工場所 千葉県市川市田尻1丁目付近
施工方式 φ1100: アンクルモールシャトル工法
φ800:   アンクルモール工法
施工数量 φ1100×1本、φ800×25本
合計推進距離 557.624m
土質 盛土、砂層

工事概要

 本工事は京葉JCT(仮称)において京葉道路から東京外環自動車道に接続するランプを
シールド工法にて施工する際、供用中の市川ICランプ直下の低土被り(2m)区間を通過するため、路面の沈下抑制とシールドマシンの浮上がり防止対策としてパイプルーフをランプ横断方向に施工しました。
 高精度な施工が要求される中、さらに狭小施工ヤードの条件となったため、到達側の掘進機の回収を目的として、基準管φ1100の推進工法で施工した後、その脇に沿わせるようにφ800の推進工法を施工。掘進機は、φ1100の鋼管内を通じて到達側から発進側で回収する工夫をしました。











施工図



施工写真

アンクルモールシャトルを使用し掘進、
到達後鋼管内を通じで掘進機を発進立坑へ引き戻しました。
アンクルモールシャトルを使用し掘進、到達後、φ1100の鋼管内を通じて掘進機を発進立坑へ引き戻しました。

パイプルーフ施工状況(発進立坑内)

工期短縮の為に2台で施工を行いました。

到達立坑での掘進機回収状況
φ1100の鋼管内を通してφ800の掘進機を
発進立坑に回収しました。






パイプルーフ施工状況(坑外)

ランプ通過時は掘削を止めずに作業を行った為に
夜遅くまで作業が行われました。





施工完了


全26本、全て高精度にて施工を完了しました。



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