先行切梁パイプルーフ工法施工例紹介
工事件名 | 代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間 連続立体交差工事 |
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施工者 | 大成・前田・西松・銭高・三井住友建設共同企業体 |
施工場所 | 東京都世田谷区北沢 |
施工方式 | 小口径管泥水1工程式パイプルーフ工法 |
使用鋼管 | φ318.5mm×t21.4 ネジ接続式鋼管 |
施工数量 駅舎部 | スパン延長 8.4m スパン数 76本 総延長 638.4m |
施工数量 換気塔部 | スパン延長 5.2m スパン数 67本 総延長 350.9m |
工事概要
本工事は、鉄道駅舎部および換気塔部築造のためのシールドトンネル切開き掘削時におけるトンネルの変形を抑制する切梁(鋼管)を切開き前に設置する工事である。
パイプ打設位置は、土被り約25mで0.2MPa以上の高水圧下での施工であるため、到達部の坑口は事前にシールドセグメントに設置した。このため、到達精度5mmの高い方向制御が求められた。また駅舎部の施工時では、シールド掘削も同時に施工していたことから、シールド軌道下部の高さ1.3mの狭小スペースでの効率的な作業が求められた工事である。
施工断面図
施工完了全景